これだけは知っておこう!【ブロック積みの施工基準】

※この記事は2022年3月8日に公開した記事を編集し、2026年9月28日に再公開したものです。
ブロック塀の見積りを見て、「ブロック〇段」「基礎」と書いてあるだけで、中身がよく分からない…ということはありませんか?
ブロック塀は、積んでしまえば基礎は土の中に隠れて二度と見えなくなります。だからこそ、工事の前に「基準どおりに作ってもらえるか」を確かめるのが大切なんです。

ブロック塀って、業者さんに任せておけば普通に積んでもらえるものじゃないんですか?

そう思いますよね。でも残念ながら、基準を守っていない塀は今でも建てられています。ポイントを2つだけ覚えて帰ってください!
そもそも工事に基準なんてあるんですか? あります!
外構工事も建築基準法の適用範囲になります。
よって施工者は責任をもって安全に配慮し、きっちりと規格をクリアしていく必要があります。
こんなこと普通は知らなくて当然ですが、やばい業者が多いんです!
みなさんもきっちり覚えていただいて悪徳業者(激安外構業者)撲滅にご協力お願いします。
今回のポイントは2つ!
①これって本当に基礎なの?
②すごく高さのあるブロック塀の謎
これはもう図・写真で説明するしかないので、実際に見ていただきましょう!
それではやっていきますよ!
①これって本当に基礎なの?
一般的な基礎の大きさですが、こんな感じです。
ブロックの段数によっても違いますが最低でもこの仕様は必要になります!

これはブロック6段までの施工要領です。
見積もり単価でおおよそ1メートル5,000円~6,500円くらいになります。
もちろん予算があり、これでは心配な方はもっと頑丈にすることをおすすめします!
クラッシャーラン100mm、基礎コンクリート150mm、根入れ200mm、基礎幅600mmなんて基礎の現場もあります!
見積もりはどんと上がり、倍は覚悟してください。でもお金で安全は買えます!
ここで注意するポイントは基礎の幅や基礎コンクリートの厚み。
安い外構工事業者に多いのは、職人さんの勘とやらで「大丈夫大丈夫!」なんて言いながら、基礎の幅200mm、基礎コンクリートの厚み50mm。なんてパターンです。
これではもはやモルタルの塊と同じですね。ブロック1段や2段ならまだしも・・。
危険なので施工前にきっちり確認しましょう!
人命がかかっています。
そもそもブロックの基礎費用5,000円以下なんて普通不可能ですよ!断りましょう。
※ここでの金額は2022年3月当時の目安です。今の見積りでは、「基礎は1mあたりいくらで、幅と厚みは何mmですか?」と数字で聞いて確かめてください。
②すごく高さのあるブロック塀の謎
これもきっちりと決まりがあります!
どんなに高くても2.2mまで!
通常高さが1.2mを超えるブロック塀を積み上げる場合、長さ3.4m以内ごとに基礎、塀と同じ構造で控え壁を作る必要があります。
よく見るこれですね↓

あれ?でも玄関口の門柱なんかは、結構高さあるけど控え壁ないような??
そうなんですね。
T型基礎やL型基礎の場合、高さ1.6mまでは控え壁無しでもOKなんです。
でも安い外構工事業者の場合は、ほとんどこの構造はクリアになっていません。
手で揺らせば揺れるんじゃないですか?
こんなことを100%理解したうえで、安い外構業者に依頼できますか?
施工後だと、おそらく文句を言っても手遅れになるでしょうから・・。
すでに建っている塀が心配な方は、「ブロック塀の強度確認と補修方法」で見ただけで分かる危険サインをまとめていますので、そちらを見てください。
早めに気づいてくれて良かったです!
私のおすすめは、ブロックはあまり高く積み上げず、5段以内で軽量のアルミフェンス(今はもうたくさん種類もあります)や、植木を配置して、おしゃれにうまく隠した方が、お隣さんとは少し違う外構工事になること間違いなしです!
フェンスで隠す場合の高さと隙間の決め方は「【目隠しフェンス】で後悔しない!高さと隙間の決め方」を、お隣との境界に建てる場合は「境界ブロックを建てる費用はだれが払う?」も読んでおいてください。
どうしても背を高くしたい場合は、RC擁壁をおすすめします!(でもはっきり言って費用は高いです!)
以前のブログ「ちょっと待った!【外構工事は最安値で決めないで!】」も読んでいただきたいのですが、外構工事の「安い」は絶対に長持ちしませんよ!
ブロックが傾いてきたり、土間コンクリートにヒビが入ったり・・。ここは技術大国日本です
10年後にまた倍の金額をかけてやり直すことを思えば、良い外構業者さんにきっちりと頼むほうが100%お得です!
少しだけ思いを伝えたいです!
「このブログを見てくれているみなさんには絶対に失敗してほしくないんです!」
「少しでもいいのでポイントをつかんで外構工事に挑んでください!」
以上です!
※金額の記載についてはエリアや施工時期によっても変動します。2022.3月現在

最後まで見ていただいてありがとうございました。
今後もためになる記事書いていきます!
今後の励みにもなりますのでよかったらコメントもお願いします!
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