外構の現地打ち合わせ、ベストなタイミングはいつか

「外構の打ち合わせって、いつ現地に来てもらえばいいんですか?」というご相談を、SOTORIEでもよくいただきます。早ければ早いほど良さそうに思えますが、実はそうとも限りません。今日は、外構の現地打ち合わせのベストなタイミングについて書きます。
現地打ち合わせのベストなタイミングは「建物の基礎ができた頃」
うちの感覚では、外構の現地打ち合わせは、建物の基礎工事が完成した頃がいちばん理想的です。基礎ができ上がると、建物の正確な位置や高さ、玄関やお庭に面する開口部の位置がはっきり見えてきます。この状態で現地に立つと、図面だけでは分からない高低差や視線の抜け、お隣との距離感まで含めて具体的に検討できます。

基礎ができる前に、早めに見てもらったほうが安心な気がしていました。

お気持ちはよく分かります。ただ、建物の形がまだ固まっていない段階での現地確認は、実はあまり意味がないことが多いんです。
早すぎる現地確認は、工数を増やすだけになりやすい
まだ建物の設計自体が動いている段階で現地を見ても、その後の変更でまた見直しが必要になることがほとんどです。結果として、同じ場所に何度も足を運ぶことになり、打ち合わせの回数だけが増えて、肝心の設計の精度はそれほど上がらないというケースをよく見てきました。意味のない現地確認は、プランナーの工数を増やすだけで、お客様にとってのメリットは実はそれほど大きくありません。現地調査そのものの進め方については、外構・エクステリア工事の現地調査-後悔しないための5つのポイントでも詳しく書いています。
プランナーには「見る前」と「見た後」、両方の時間が必要
現地を見ることと同じくらい、うちが大事にしているのが、見る前と見た後に考える時間です。現地に行く前に図面や周辺環境、ご要望をひと通り頭に入れておくこと。現地で得た情報を持ち帰って、じっくり設計に落とし込むこと。この前後の時間を確保できないと、どれだけ現地で丁寧に見ても、提案の質はなかなか上がりません。

現地に着いてからその場で全部考えようとすると、どうしても見落としが出る。事前にどれだけ準備できているかで、現地での気づき方がまったく変わってくるんですよ。
たくさんの案件を、すべて同じだけの熱量でこなせるわけではありません。だからこそ、1件1件の現地打ち合わせにきちんと考える時間を割けるよう、タイミングを見極めることを大事にしています。予算やご要望の優先順位を事前に整理しておいていただけると、現地での時間もり濃いものになります。優先順位の考え方は外構の予算、いくらあれば何ができるのか。予算帯で変わる考え方にまとめています。
費用が気になる方へ
この工事、うちだといくら?
5つの質問に答えるだけ。1〜2分で、ご自宅の外構工事の概算がわかります。現地打ち合わせの前に、相場の当たりをつけるのに使ってください。
早すぎても遅すぎても困る。目安は「基礎完成後〜上棟前後」
とはいえ「基礎ができるまで何もしなくていい」というわけではありません。外構の計画自体は、建物の間取りが固まった段階から少しずつ動かしておくのが理想です。窓の位置、勝手口の位置、給湯器やエアコン室外機の設置場所は、外構の動線や植栽の置き場所に直結します。これらは設計図面の段階でおおよそ把握できるので、現地に行く前の準備として先に確認しておきます。
逆に、外構工事の着工直前まで現地打ち合わせを引き延ばしてしまうと、今度は納期に間に合わせるための調整に時間を取られ、比較検討やじっくり考える余裕がなくなります。目安としては、建物の基礎工事が完成してから上棟前後までのあいだに1回、外装や設備の位置がほぼ確定するタイミングでもう1回、現地で確認できると、変更の手戻りが少なく進みます。
良い提案を引き出すお客様がやっていること
これまでたくさんのお客様と現地でお会いしてきましたが、良い提案が生まれやすいのは、プランナーを上手に動かしてくださるお客様です。特別なことをしているわけではなく、暮らし方やお子さん・ペットのこと、将来こうしたいという思いを、率直に伝えてくださる方ほど、想像を超えた提案につながりやすいと感じています。現地打ち合わせは、こちらが一方的に測って終わりではなく、お客様の思いを形にするための時間だと考えています。

基礎ができるまで待つのは、少しもどかしい気もしますが、そのぶん現地でしっかり見てもらえるということ��すね。

そうですね。待つあいだにご要望を整理しておいていただければ、現地打ち合わせ自体は決して長い時間はかかります。
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