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電気自動車の充電、外構で先に決めておくこと。コンセントより「配管」の話

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外構社長 @gaikou_nomiss 2026年10月5日

「いまは普通のガソリン車だけど、次の車は電気自動車かもしれない」…そんな気持ちで外構の打ち合わせに臨む方が、最近とても増えました。

ところが、外構の打ち合わせで充電の話が出ることはほとんどありません。駐車場の広さや屋根の話で終わり、充電用のコンセントは「必要になってから付ければいい」と後回しにされがちなんです。

この記事では、電気自動車の充電まわりについて、外構工事の前に決めておかないと、あとから困ることをお話しします。

まだ車は買っていませんし、必要になったら電気屋さんに頼めばいいのでは?

コンセントそのものは、あとからでも付けられます! でも土間コンクリートを打ったあとだと、配線を通す道がなくなるんです。そこが落とし穴なんですよ。

充電の話は「コンセント」ではなく「配線の道」の話です

充電設備というと、壁に付ける機械やコンセントをイメージされるかもしれません。でも外構屋の目線で大事なのは、そこではなく電気を駐車場まで運ぶ配線の通り道です。

家の中の分電盤から駐車場の壁や柱まで、電線を通すには、地面の下や壁の中に管を通しておくのが基本です。この管は、土間を打つ前なら簡単に入ります。

逆に、土間を打ったあとから通そうとすると、コンクリートを切って掘ることになり、工事が大がかりになって、仕上がりも継ぎはぎになりがちです。

「いつか使うかも」という場合は、機械を付けなくてもかまいません。配管だけ先に入れておくという選び方があります。

この考え方は、照明の記事でお話しした内容とそっくりです。よかったら 外構の照明は、土間を打つ前にしか決められない もあわせて読んでみてください。

【その1】どこに停めるかで、充電口との距離が決まります

電気自動車は、車種によって充電口の位置が違います。前側にある車もあれば、後ろ側や横側にある車もあります。

そのため、充電設備をどの壁に付けるかは、車をどう停めるかとセットで考える必要があります。

  • 頭から入れて停めるのか、バックで入れて停めるのか
  • 車の充電口は、運転席側か助手席側か、前か後ろか
  • 充電のコードは、車の充電口まで余裕をもって届くか
  • コードが通路をふさいだり、人がつまずいたりしないか

車種がまだ決まっていないなら、「どちら側にも届く位置」を相談するのがおすすめです。駐車場の幅やドアの開き方との兼ね合いは、車を停めるとドアが開かない。駐車場の幅の決め方 でも触れています。

【その2】分電盤に余裕があるかを先に確認してください

充電には、普段のコンセントより大きな電気を使います。家の分電盤に空きがあるか、契約している電気の容量が足りるかは、外構屋ではなく電気工事の専門家が見て判断する部分です。

ここで大事なのは、外構の打ち合わせの段階で「充電設備を付ける可能性がある」と、お家を建てた会社や電気工事の担当者に一言伝えておくことです。

外構屋が電気の配線を勝手にいじることはできませんからね! 電気の部分は、きちんと資格を持った人にお願いするのが決まりです。

外構側でできるのは、配管の通り道を用意しておくことと、設備を付ける壁や柱の位置を決めておくこと。電気側と外構側の担当者に、同じ話が伝わっているかが、実はいちばん大事なんです。

【その3】雨・日差し・防犯も、設置場所で変わります

屋外に付ける機械ですから、雨風や日差しの当たり方も気になります。カーポートの下に付けるのか、壁に付けるのかで、考えることが変わります。

  • 雨が吹き込む向きに設備を付けていないか
  • カーポートの柱や屋根の位置と、設備がぶつからないか
  • 夜でも手元が見える明るさがあるか
  • 人目につきにくい場所に、コードや機械が出っぱなしになっていないか

カーポートを付ける場合は、柱や配管の位置が設備と重なることもあります。カーポートを注文したあとの最後の落とし穴は「配管」 の話も、一緒に頭に入れておくと安心です。

【その4】将来2台になったときのことも考えます

いまは1台でも、将来2台になることがあります。そのときに、2台目も充電したくなるかもしれません。

駐車場を広げる可能性があるなら、配管をどこまで先に入れておくか、設備を付ける壁をどこにするかも、最初に相談しておきたいところです。広げ方については 駐車場を1台から2台に。あとから広げられる外構・できない外構 が参考になります。

見積りの前に、業者さんへ聞いてほしい3つの質問

  • 「充電用の配管だけ先に入れておくことはできますか?」
  • 「その配管は、土間を打つ前のどの工程で入れますか?」
  • 「電気の工事は、どこの会社が担当しますか? 外構側の工事との境目はどこですか?」

この3つに、図面を指さしながら答えてくれる業者さんなら安心です。逆に「大丈夫ですよ」だけで終わるなら、もう少し具体的に聞いてみてください。

なお、設置にかかる費用や、自治体の補助制度は、時期や地域によって変わります。ここでは金額には触れません。見積りの段階で、その時点の条件を必ず書面で確認してくださいね。

この記事のまとめ

  • 充電の話は、コンセントそのものより「配線の通り道」を土間の前に決める話
  • 機械を付けなくても、配管だけ先に入れておく選び方がある
  • 車の充電口の位置と、停め方、設備を付ける壁はセットで決める
  • 分電盤の余裕など電気の部分は、資格を持った電気の担当者に早めに伝える
  • 雨・カーポートの柱・防犯と、2台目の可能性も一緒に確認する

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最後まで読んでいただいてありがとうございました。今後もためになる記事を書いていきます!励みになりますのでコメントもお願いします!

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