外構工事・エクステリアの職人さん必見!常用単価公開!【2026年版】

この記事はもともと2020年に書いたものです。当時の関西の常用単価はそのまま残してあります。その下に、2026年の今どうなっているかを追記しました。6年で何が変わったのか、比べて読んでみてください。
【2026年版】国が出している労務単価は、25,834円になりました

社長、6年前と今って、単価そんなに変わってるんですか?
変わっています。しかも、思っているより大きく動いています。
まず、はっきりした公表値から見ます。国土交通省が毎年出している「公共工事設計労務単価」です。公共工事の積算に使う、いわば国が認めている職人さんの1日の単価です。
2026年(令和8年)3月から適用されている数字が、これです。
| 職種(全国平均) | 令和8年3月適用 |
|---|---|
| 全職種 加重平均 | 25,834円 |
| とび工 | 30,780円 |
| 左官 | 30,508円 |
| 大工 | 30,331円 |
| 特殊作業員 | 28,111円 |
| 普通作業員 | 23,605円 |
全職種の加重平均は25,834円。前年度の24,852円から約4.0%上がって、初めて25,000円を超えました。平成25年から数えて14年連続の上昇です。

左官が30,508円。この記事を書いた2020年当時、うちの周りは20,000円がスタンダードでした。
2020年に書いた金額と、並べてみます
この下に残してある2020年版では、関西圏の民間の常用単価を、こう書いていました。
| 2020年・関西の民間常用(当時の記事) | 2026年3月・国の労務単価(全国平均) | |
|---|---|---|
| 外構工事全般 | 18,000円 | 普通作業員 23,605円 / 特殊作業員 28,111円 |
| 左官工事 | 20,000円 | 左官 30,508円 |
| 石・タイル工事 | 20,000円 | -(本記事では未確認) |

ここで言いたいのは「国の数字が正解だ」ということではありません。公共の世界では、この金額が積算に使われている——その事実を知っているかどうかで、交渉の入口が変わります。
なぜ上がったのか。理由は現場の外にあります
単価が上がった理由は、腕が上がったからではありません。職人を確保できない会社が増えたからです。
この6年で、外構業界の外側の条件がまとめて変わりました。
- 最低賃金 … 大阪府は2026年10月1日から1,231円(前年1,177円から54円アップ)。6年連続の引き上げです
- 時間外労働の上限規制 … 建設業にも2024年4月から適用。長く働いて稼ぐ、が使えなくなりました
- 社会保険加入の徹底 … 未加入の下請は現場に入れない元請が増えました
- 資材・燃料の高騰 … 経費側が先に膨らみました

わしらの頃は、稼ぎたかったら日曜も出とった。今はそれができん。同じ手取りを渡そう思たら、1日の単価を上げるしかないわな。
では、自分の単価はいくらが適正か
相場を聞いて回るより、確実な方法があります。必要な金額から逆算することです。
一人親方の方なら、この順番で出せます。
- 1年間に、生活と会社でいくら必要かを出す(手取り+税金+保険+車両+道具+保険料)
- 1年で何日動けるかを出す(雨・盆正月・段取り日を引く。現実的には年240日前後)
- ①÷② が、最低限もらわないといけない1日の単価です
ここで出た金額が、いま実際にもらっている常用単価より高ければ、その差は毎日、自分の将来から前借りしています。

この計算、紙とペンで10分です。やったことがない方は、今日やってみてください。
単価より先に、確かめてほしいこと
ただ、単価を上げてもらう交渉の前に、もっと確実に効くことがあります。
その現場で、実際に何人工かかったのかを出すことです。
「18,000円だから安い」「25,000円だから高い」という話は、予定どおりの人工で終わった場合の話です。3人工で見ていた現場が5人工かかっていれば、単価がいくらであっても赤字になります。
そして、この人工のズレは、記録していない会社では絶対に見えません。詳しくは外構工事は儲かるのに、なぜ手元に残らないのかに書きました。
▼ ここから下は、2020年に書いた内容です
当時の関西の相場として、そのまま残しています。上の2026年の数字と比べながら読んでいただくと、この6年で何が起きたのかが見えてくると思います。
職人さんの給料。大事なお金の話。

外構工事やエクステリアの職人さんの常用単価ってどれくらいなんだろう?

エリアによっても違うのかな?
ふと思ったことですが、ブログに書き留めておいたほうが良いのではないかと思い書いていきます!
何十年か先にも見返すことのできる保存版として書いていきます!金額はもちろん気になる部分ですが、交通費や諸経費についても少し触れていきます。今回は私の工事エリアである関西圏の相場を共有していきたいと思います。
外構工事と言っても数種類に分けての発注が多いのが現状ですので、今回は3つに分けていきますね!
1.外構工事全般
2.左官工事
3.石・タイル工事

それではやっていきますよ!
1. 外構工事全般「18,000円」
これはブロック工事や土木工事、主に土台部分になる最後は隠れてしまう下地工事を中心とした作業が多い職人さんの単価設定です。正確には15,000円~20,000円といったところです。
仕事の正確さや技術力、それにエリアによっても少し常用単価に開きがあります。(奈良や和歌山は少し安めなところが多いです。)兵庫や京都、大阪は比較的高額になるケースが多いです。
一人親方で25日働くと450,000円が売り上げになってきます。
2. 左官工事「20,000円」
モルタル左官仕上げや土間コンクリートといった仕上げ施工する左官職人さんの単価です。最近ではジョリパッドやベルアートなどの左官コテ仕上げもこの左官職人さんの仕事になります。
この仕事は技術や性格に大きな差が出ますので、単価も大きな差があります。20,000円はあくまでもスタンダードな価格で腕のいい職人さんは28,000円とかも全然あり得ます。

もっと高い職人さんもいます。それだけ技術が幅広いのです。
逆に外構工事に必要な左官技術で20,000円を下回る職人さんは少し手荒な印象が強いです。安かろう悪かろうというやつですね。
一人親方で25日働くと500,000円が売り上げになってきます。
3. 石・タイル工事「20,000円」
石張り、石積み、タイル張りなど専門的な仕上げ施工をする職人さんの単価です。よく見る乱形の石張りは、素人が見てもきれい汚いの差がわかると思いますが、施工する職人さんで最も大きな差が出る工事といってもいいでしょう。石積みやタイル工事など、どれも専門性が高く非常に希少価値の高い職人さんたちです。
そんな職人さんたちの常用単価はなんと「20,000円」。

安い。

安すぎると思います。
もちろん寺院などの特別な空間ではなく、あくまでも一般の外構工事に関わる職人さんの単価ですが、高い人でも28,000円。個人的にはもっと相場が上がらないといけないと思っている職人さんたちです。
一人親方で25日働いても500,000円が売り上げになります。
■ 交通費や諸経費
現場の距離にもよりますが、片道10キロ圏内は交通費込みの場合がほとんどです。高速代などは別途が最も多いようですが、随時相談といったところでしょう。諸経費は常用の場合1円も出ることはありません。手間請けや下請けで5~7%が基準になっています。
これからの外構工事で最も必要な職人さんが減少傾向にある中で、今からこういった職業に携わろうとしている方は、すごいチャンスであると思っています。技術はお金では買うことはできないので、しっかりと間違いない技術を求め、手に職をつけていることで、体ひとつで年収数千万を稼ぎ出している人も少なくありません。希少価値の高いこの業界の今の相場は魅力が少ないですが、やり方次第ではブルーオーシャンになる可能性が非常に高いと確信しています。
この相場価格より単価が低くても工事をしている職人さんも、もう少し技術を高めて、自分の価値を高めていきましょうよ!一生の単価設定は一瞬の努力で賄えますよ。きっと!
その他いろんなエリアの情報も共有してもらえると嬉しいです。「自分のエリアはこれくらいだよ!」といったコメントもお待ちしています!
現場の数字について
その現場、いくら残ったか言えますか。
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最後まで見ていただいてありがとうございました。
今後もおすすめ情報や集客に関するお得な情報をキャッチし、外構工事・エクステリアが大好きなみなさんと共有していきたいと思います。
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