時代遅れだった外構業界
外構工事とエクステリア工事業界は、建設業の中でも欠かせない存在として今まで社会に必要とされてきました。
ですがその反面、サービスや技術面では高水準な規定もなく、あらゆる面でなんとも洗練されていない印象が拭えなかったのが本音です。
ですが、そんな外構・エクステリア業界が今変わろうとしています。
もっとスマートに。もっとクリアに。
何がスタンダードで何がプレミアムなのか。
遅ればせながらようやくこの業界に訪れている様々な試みを知ってもらうことで、これからの業者選定のお役に立てれば幸いです。
それではやっていきますよ!
業者優先だった価値観
今までの外構工事は、設計内容はそこそこ。管理担当者や工事を担当する職人は、少し小汚い雰囲気や格好で工事にやってきて、少しでも不満を言おうものなら少し煙たげに「こんなものですよ」なんて返されるのが当たり前でした。
どちらかと言えば、工事する側の自己満足とでも言いましょうか…。お客様を喜ばせるという気概はあまりなかった様に思います。
訪れた世代交代
世間は高齢化が進み、当然体力仕事の職人業界も例外なく、上の世代がぞろぞろと引退しています。
引退していくのはとても技術があり、素敵な魅力に溢れた親方職人たち。
この技術やマインドを余す所無く受け継いだ現在20代や30代の若い後継者たちが、現代のスタイルに合わせて「業界を変えよう!」と次々声を上げているんです。
シンプルに嬉しいことですよね。
体験に価値を見出す
突然ですが、あなたは東京ディズニーランドへ行ったことはありますか?
行ったことがある人もない人も、みんな印象は同じだと思います。
「エンターテイメントの最高峰」
そしてこの東京ディズニーランドを最高たらしめているのは、究極とも言っていいおもてなしの心ではないでしょうか。
日々仕事に明け暮れ、頑張って貯金したお金で、最高のサービスと最高の体験を心で感じる為に行くんですよね。
最高の時間は心をリフレッシュし、己を高め、また明日から頑張るエネルギーを湧き上がらせます。
私もエネルギーを貰った一人です!!!
東京ディズニーランドとまでは行きませんが、外構業界でもこういった体験の部分を押し出す才能ある若き経営者が増えているんですよ。
3Dイメージパースの活用
例えば3Dイメージパースなんかは良い例ですね。
パースがあることで、完成時のイメージが、具体的に事前に分かるようになりました。
出来上がりイメージも無いまま、ただただ完成を待つことは殆ど無くなりましたよね。
さらに「質」の部分にも細かい拘りを見せる業者も増えてきました。
作図する制作ソフトをインテリアに使うような高品質のものに変更したり、植栽の植物を気候や地域に合わせたり、細部に渡って再現性を高めることに努めています。
細かい部分に拘れば拘るほど、ユーザーが喜んでくれると考えたんですね。嬉しい進化です。
サービスの重視
図面だけではありませんよ。
今までは職人によって自由だった作業服や身だしなみを、サービス業かと見紛うばかりに統一した制服や清潔感を重視したアピアランスなど。
一般的なユーザーが、接していて嫌な気持ちになるような事を徹底的に排除しているんですね。自宅の敷地内に入られるわけすから、少しでも綺麗な服装の方が安心できますよね。
他にも
- ユーザーの生活スタイルに合わせたプラン設計
- 関係者スタッフの紹介方法
- 工事中のパフォーマンス
- 完了確認での感謝
こういったイベントを順序だてて、ユーザーに体験し喜んでもらうことを目指してサービスを提供しているところもありました。
外構工事で一つでも多くのワクワクを体験して貰いたいんですね!
私ももっともっとみなさんと良いサービスを共有していきたいので、今後も「こんなサービスがあったよ!」なんて教えてもらえると嬉しいです。
もちろん私からもどんどん発信していきますよ!
時代に合わせた集客方法
今まで集客のメインとされてきたインターネット広告。
これについても大きく変わろうとしています。
今までのような
「ホームページを作って、コストを掛けて、予算をSEO対策に注ぎ込んでいけば、ユーザーが集まる。」
という常識があと数年で終わると私は確信しています。
新しくスタンダードになるであろう有料業者の探し方は、こちらの記事に書いていますので、是非参考にして下さい。「優良業者を見つける3つの方法」
既存の集客システム
外構業界は、大手企業が月間数百万円というコストを掛けて全国的にインターネット広告を出しています。
すごい金額です。これだけの費用を掛けられるのは、さすがの大手企業ならではですよね。
ですが、これってつまり大手企業しかユーザーの目に触れさせることが出来ない訳です。外構業者は中小企業の法人や個人運営が殆どですからね。
よっぽどのビジョンやプレゼン能力がないと、ここに飛び込むための投資や融資もなかなか受けれないんです。
こういう状態が蔓延しているので、大企業以外の中小や個人が提案する良いサービスや良い体験はなかなか表に出ることなく、”プロフェッショナル”達は業界の影から技術職としてひっそりと業界を支えざるを得なかったんですね。
新時代の集客方法
それでも、規模が小さくても、サービスが良く品質の良い外構工事業者さんたちが声を上げています。
そしてそれに時代も呼応しているんです。
新しくメジャーになりつつあるアピール方法が2つ。
インスタグラム
職人さん単位で出会い、直接繋がることができるおすすめツールです。
仕事の内容は、画像や動画で確認することが出来ますし、心配な費用面も全国的に徐々に統一されつつあるので、インターネットで相場を調べる事ができます。
これもみなさんが面倒でも「相見積もり」をしてくれた結果なんですよ!
Googleマップ
口コミ評価を見れば、大きい会社=価値ではないとすぐ分かります。サービスや体験を表現できているかのポイントが、レビューを見ればすぐに見極められますね。
どれだけ地元の人に支持されているかが一目で分かるツールです。
最後に
日本は下りのエスカレーターに乗っているとも言われます。
そのスピードは年々早くなっているんです。
逆らって上り続ける為に、少しでも有益な情報をどんどん吸収していってください。
より良いサービスについては今後も書いていきますよ!
最後まで見ていただいてありがとうございました。
今後もためになる記事を書いていきます!
励みにもなりますので良かったらコメントもお願いします。
コメント