※この記事は2020年3月13日に公開した記事を再編集したものです。
外構工事の記録を残す
「外構の見えない部分ってどうなってるんだろう」と思ったことはありませんか?
完成してしまった後では見ることができないし…だからといって、工事中にずーっと見てるのも気まずいし現実的じゃないし…。
でも職人さんはプロだし、きっと大丈夫だよね。
確かにそうなんですが、本当に全部信頼してしまって大丈夫ですか?
以前の記事「見積書を理解する2つのポイント」でも書いた施工要領書を貰っておけば安心感はあります。
ですが、果たして本当にその施工要領通りに工事を行っているんでしょうか…?
そういった疑問や不安を解決するアイテムを今回はご紹介します。
自分の身を守るのは自分だけ!
それではやってきますよ!
施工アルバムとは
工事中ずっと立ち会っている訳にはいかないし、立ち会えてもどんな作業をしているのか良く分からない。だったら工事のビフォーアフターや、重要箇所を写真でまとめてもらいましょう。
その名も施工アルバム!
※上記画像はイメージです。
こんな感じで、どんな作業を行っていたかを画像に残すことで、将来的な補修や確認にも役立ちます。
思い出にもなりますね。
写真をアルバムに綴じて提出している所もまだまだ多いですが、最近ではデジタル化が進み、SNSやサーバー上に提出する業者も増えてきていますよ。
ちなみに弊社では、作成したアルバムデータをLINEアプリにて提出しています!
このアルバム。何でもないように思えるかも知れませんが、制作する側は時間も手間もかかり結構大変です。
でもせっかくご縁があって工事させてもらった訳ですから、綺麗に出来上がった工事写真をたくさんの方に見てもらいたいですよね。
そんな施工アルバムですが、前述の通り制作に時間も手間もかかります。無料で作ってくれる所もあるようですが、有料オプションとなっているのが一般的です。
ユーザーに少しでも安心してほしい。喜んでほしい。という気持ちから生まれたサービスですが、まだ現状では完全無料がスタンダードという所までは届いていないんですね。
今後、施工アルバムを提出することが当たり前になるように浸透すれば、外構工事業者を選定する基準の一つとして、この施工アルバムが無料になってくるはずです。
アルバムのチェックポイント
アルバムで画像を見ても、どこをチェックすれば良いか分からない方も多いと思います。
工事の内容、規模により変わってきますが、基本的に見るところは埋設部分!
いわゆる埋まっていて見えなくなる部分です。
例えばこんな感じ
- カーポートの柱部分。 基礎穴の大きさが分かる写真。
- ブロック塀の下地部分。 基礎の幅や厚みが分かる写真。
- 電気配管や水道配管。 どこを通っているのかが分かる写真。
他にも、石が貼ってある部分など、職人さんが自慢したいこだわりポイントがたくさん写っている筈です。
もはや施工アルバムが無い工事なんて、生産地の記載が無い野菜を買うようなものですよ!ほんと!!
「あれば良いもの」と「あるべきもの」は違いますが、この施工アルバムは「あるべきもの」に入れても良いと思います。
外構工事を依頼する際には
アルバム作成はしてもらえますか?
と是非聞いてみてください。
最後に
外構工事、エクステリア工事を絶対に失敗しないためには、小さな積み重ねが必要です。
このブログを見てくれている人には絶対失敗して欲しくないんです。
ユーザーも外構工事業者も、お互い手を取り合って「施工アルバム」を当たり前にしていきましょう!
最後まで見ていただいてありがとうございました。
今後もためになる記事を書いていきます!
今後の励みにもなりますので良かったらコメントもお願いします。
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