契約してはいけないプランナー、営業マンの特徴
あなたと外構の架け橋になる担当プランナー、担当営業マン。
外構工事はどうしても大金が必要になりますから、見積もり金額や会社規模で依頼先を判断しがちです。
ですが少し考えれば分かる筈。
担当者こそ、まさに外構工事成功の鍵を握るキーマンなんです。
あなたの外構工事が成功するか失敗するかは、担当者次第ですよ。
プランナー
私で決めて下さい!!
営業マン
今日決めてくれたらサービスしますよ!!!
例えば、こんな風にグイグイ営業トークで迫ってくる担当者ってどう思いますか?
あくまで私の経験上ですが、押しの強い担当者=デキる担当者とは限りません。
むしろ強引なタイプほど良くない担当者であるケースが多く感じますね。
良くないプランナーには、共通するある特徴があります。
それは一体どんな特徴なのか?
今回はその特徴を5つのポイントに分けて説明してきます。
さぁ、今日もやっていきますよ!
時間にルーズ
外構工事会社に依頼する手順として、まずは現地調査や打ち合わせの日程を組みます。
電話やメール等で日程調整をして、後は家に来るのを待つだけ。
時間を決める際に
オペレーター
それでは朝10時にお伺いします。
と約束していたら、あなたは当然朝10時には家で待っていますよね。
なんなら少し早目
5分前には来るかも…
なんて準備しているかも知れません。
しかし、10時を過ぎても担当者が来なかったとしたら、あなたはどう思いますか?
なにかあったのかな?
時間を間違えてたかしら?
この様に心配してしまうのではないでしょうか。
あなたはわざわざその時間に都合を合わせて予定を空けているのに、約束を守らず遅刻している担当者を気遣ってしまっています。
なにかおかしくないですか?
断言します。
15分~30分遅れてきて、何事もなかったかのように打ち合わせに入るプランナーは信頼できません。
もちろん、事故や渋滞などの止むを得ない事情があり、約束の時間に来られない時もあるかと思います。
でも、プランナーがあなたの貴重な時間を割いているという自覚があれば、まず連絡しますよね。
事前に遅れる旨の連絡がキッチリとあれば、待っている方も何なりと対応できます。
やりたい事があったのに下手に動けず無意味に待ちぼうけ。なんて事になってしまったら最悪です。
これだけでも担当者があなたの事を大切に思っていないのが既に分かりますからね。
時間が守れない人は、自己管理能力の低い人という事を分かっておきましょう。
例え連絡があった場合でも、これはちょっと…という理由だと危険です。
極端な例を上げればこんな感じ。
- 他の現場で急に問題が起きて行けなくなった。
- 訪問予定だった担当者が辞めてしまって代わりに向かっている。
- この業界では遅れるのが当たり前。
普段から問題を抱えているのが分かるような理由は不安でしかないですよね。
契約した後もトラブルが多発するのが容易に想像できます。
言っている事が良く分からない
モルタル、生コン、ジャミ、バラス。目地にゴロタに布基礎ピンコロ…。
外構工事は専門用語が多い業界です。これに地域や職人の方言通称なども加わります。
担当者が使っている言葉の意味が分からないけど、聞くに聞けず何となくで頷いていませんか?
数字一つにしても、業界では単位が全てミリメートル。
1cmの事を
とおミリ
なんて言ったりします。
細かい部分かも知れませんが、あなたと話をする時に専門用語ではなく、普通に理解できる言葉に言い換えて説明をしてくれるプランナーは、人想いで仕事熱心な担当者である可能性が高いと言えます。
逆に、専門用語を当たり前に使ってどんどん話を進めるプランナーは危険です。
予算や悩みなど相談したいことがあったのに話す隙を与えてもらえず、一方的に喋り倒して
では見積もりが作成できたらお送りします。
なんてさっさと帰ってしまったらほぼ確定です。
これ、自分に自信が無いプランナーにありがちなパターンなんです。
自分の分からない事を聞かれたくないので、下手に会話をしないようになんとかその場をやり過ごそうとしているのです。
こういったプランナーの出してくるプランは大体細部が適当です。工事当日の現場任せですね。
自信がある優秀なプランナーであれば、些細なことでも聞き逃しません。
自分が喋るより、あなたに喋らせようとするはずです。
担当者と意思の疎通ができていないと感じたら、迷わず断るようにしましょう!
会社や同僚の自慢をする
弊社には沢山の賞を受賞したデザイナーが在籍しています。
うちは全国有数の大企業です!安心して下さい!!
こんな風に自分の事ではない部分で興味を引こうとするプランナー、営業マンには注意が必要です。
会社や社員どうこうではなく担当プランナー自身がどうなのか。
ここがあなたにとって一番重要な情報です。
- デザインのコンテストで受賞
- 会社の規模が大きい
どちらも素晴らしい経験と実績の積み重ねではありますが、肝心の担当プランナーが直接関わっていなければ関係ありませんよね。
それであれば、その優秀なデザイナーと直接話をさせてくれ。となりませんか?
大金を支払うのですから、少しでも優秀な人と直接話して相談したいですよね。
それに、会社が大きければ安心というのも間違いです。
外構業界では、会社が大きければ大きいほど自社で主業務を行わず、外注に委託する傾向があります。
なにかトラブルが起きた時、待っているのは責任の所在が分からない責任転嫁の連続ですよ。
人の力を頼りにして自分の力を磨かないプランナーと話していても、ただの伝言ゲームです。
いくら大きな会社、良い社員が居る会社だとしても、あなたに良い担当者がつかないのであれば別の話です。
良い担当者を探し続けましょう。
連絡がマメではない
ほとんどがこのパターン
最初のポイント「時間にルーズ」とも大きく関係してくる部分です。
連絡がマメではない人というのは、言い換えれば大雑把な人という事ですよね。
自己管理能力が低く、帳尻だけを合わせようとする特徴があります。
こういった担当者は、物事を自分の中で勝手に完結させてしまい、相手の事を一切考えません。
まだあの業務が終わってない…。
でも時間がないから明日にしてもいいよね…。
大丈夫。今日は頑張ったから大丈夫。
帰ってビール飲もう。
私は奥手な性格だからこの事言い難いなぁ…。
このまま黙っておこうかな。
こうやって自分自身に言い聞かせるように言い訳します。
人にはそれぞれ個性がありますから、一概にこういった性格が悪いとは言いませんが、自分の大金を預けるプランナーには、ストイックに仕事へ取り組む性格であって欲しいと思うのが人情ですからね。
会社に問題があるパターン
もう一つ、連絡がマメにできない理由があります。
それは、プランナー一人が抱えている仕事量が多すぎる場合です。
工事規模にもよりますが、一ヶ月で一人のプランナーが管理しきれるのは、せいぜい5件~10件というところではないでしょうか。
それ以上になってくると、とにかく業務をこなすことに精一杯で、一つ一つの案件を大事にすることはできません。
こうなってくると、プランナーが悪いというよりも会社が悪いです。劣悪な環境にプランナーを置き、顧客満足も従業員満足も得られていない状態です。
あなたはそんな所に依頼したいですか?
自分の話が多い
会話をしていても、自分の話ばかりで相手の話を聞かない人って世の中にたくさん居ますよね。
あなたの周りにも、自分の話ばかりする人居ませんか?
自分の話をすることが悪いわけではないのですが、少なくとも外構工事のプランナー、営業マンという業種に於いては悪影響があると私は考えています。
外構工事のプランというのは、プランナーの自己満足になってしまってはダメなのです。
大切なのは、工事後に実際に住んで生活していく居住者の満足です。一時的に関わるだけのプランナーの満足ではありません。
ではプランナーが居住者の満足を得る為に必要な事ってなんでしょう?
居住者の性格、好み、趣味、ライフスタイル…etc…etc。
つまり、あなたを知ることです。
プランナーがあなたと関わる事のできる時間は限られています。
その限られた時間の中で、どれだけあなたの話を聞けるかが大切なんです。
あなたのことはあなたにしか分からないのですから。
様々な提案はその後に考えることです。
なので、おしゃべりな人よりも聞き上手な人の方が、プランナーに向いているのですね。
最初の打ち合わせでプランナーと依頼者が話す時間は大体30分~1時間程度。
この時間は、プランナーが話す為の時間ではありません。プランナーが聞く為の時間です。
それを勘違いして終始話し続けるようなプランナーであれば、ハズレとしか言いようがありません。
時間の無駄なので断るべきです。
まとめ
外構工事成功の可否は担当者次第。
あなたの担当者が”アタリ”か”ハズレ”かを見分ける5つのポイント
- 時間にルーズ
- 何を言っているか分からない
- 他人、会社の自慢をする
- 連絡がマメではない
- 話を聞いてくれない
この5つのポイントに注意すれば、必ず良い担当者に出会う事ができます!
担当者が良い訳ではないけれど、安いから…大手だから…なんて安易に決めてしまうと後で痛い目を見るかも知れません。
外構工事を依頼する時は、担当者をよく見極めるようにしてくださいね。
打ち合わせは、あなたの声を聞いて貰う時間だということを忘れずに!
最後まで見ていただいてありがとうございました。
今後もためになる記事を書いていきます!
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