意外に高い外構工事
外構工事は家を建てるのと一緒で、思っている以上に費用が掛かります。

すごく素敵なデザイン!
担当者も波長が合う~!!
なんて思えたとしても、多くの場合

でも予算が合わない…。
こんな現実に陥ってしまいます。
真剣に外構づくりに取り組んでいる方ほど頭を悩ませ、最終的には泣く泣く諦めざるを得ません。
さらに、工事単価や材料価格も年々増加傾向にある為、今後こういったケースは増え続ける一方です。
だからといって、安い外構工事業者を探し回ったり、値引き要請をしても、価格以上の出来上がりは期待できませんからね。
外構工事業者は、依頼者のために出来る限り素敵な外構工事を実現したいと考えています。満足度の高い外構工事とコストを両立させるために、ぜひ最後まで読んでください。

今回は今まさに外構工事を予定している方必見の内容ですよ。
さぁやっていきましょう!
代替品を使用する
単純に単価の高い商品を、安い商品に変更します。
これはプランナーと打ち合わせをしている段階で提案されるかも知れません。値段を下げる常套手段ですからね。
例を見てみましょう。
■車2台分のガレージ 奥行き 6m × 幅 6m 表面平米 36㎡
- 土間コンクリート打設 12,000円/㎡
12,000 × 36 = 432,000 432,000円 - 人工芝敷設 8,000円/㎡
8,000 × 36 = 288,000 288,000円
432,000 – 288,000 = 144,000 差額144,000円!
※単価は仮のものです。現場状況や仕様によって変わってきます。
とにかく費用を優先させる場合は、全体を砕石敷きにする方法もありますし、デザイン性や車のタイヤの保護を考えて、タイヤが乗る部分だけをコンクリートにする方法もあります。
こういった手法は、石を貼る場合やタイルを貼るケースでも有効で、使用する材料を変えるだけでなく、施工面積を変更することでもコストを下げることが可能です。
エクステリア工事は後回しにする
カーポートやフェンスなどのアルミ商品を日本では主にエクステリア商品と言います。
このエクステリア商品は、工事費用を別としても商品価格自体が高額であるため、新築外構工事の際に同時に設置を行うと、どうしてもそれなりの費用が掛かってしまいます。
そこでおすすめするのが、エクステリア工事は後回しにする方法です。
事実、エクステリア工事は新築時に行わないことも多いので、予算の都合で後回しにしたとしても別におかしいことではありません。
それに、今は個人でもインターネットでエクステリア商品を購入することが可能なので、知り合いの建築工事関係者に頼んでみたり、最近流行りのDIYで、自分で設置に挑戦してみるのも面白いかもしれません。(もちろん工具は必要になりますが。)
ただ、この方法には大切なポイントがあります。
それは、柱が建つ部分を固めないこと。
カーポートで言えば、柱部分はコンクリートを打設せず砕石にする。
フェンスで言えば、ブロック塀の穴を塞がない。
こういった部分です。
新築外構工事の際に、こういった要望を担当者に伝えておけば外構工事業者が対応してくれますので、自分で位置を正確に拾い出さなくても大丈夫ですよ。
何も言わずにいると、全部コンクリートにされてしまったり、柱位置に埋設管を通されてしまったりして、無駄な費用が掛かったり、設置自体が不可能になってしまう場合もあるので必ず事前に伝えておきましょう。
さらに、この方法にはもう一つ利点があります。
それは良い業者かどうかチェックできてしまうという事。
この作業は至って普通のことなので、通常であれば何の問題もなく対応してくれます。逆に色々提案もしてくれる筈です。
もしここで、別料金を請求されたら、その業者とは長い付き合いを見込めません。(既に配管を通し終わっていたり、コンクリート打設し終わっている場合は別ですよ。)
少しでも費用を取ろうとするのは、その場限りであなたとの今後を考えていない証拠ですからね。
ローン
時間を無駄にしたくないという選択肢であれば、最良の選択です。
当然金利は発生しますが、すぐに完成させたいという欲求が強い方や、忙しい方には、満足度の高い方法ですね。
エクステリア工事を後回しにした際は、後々にまた打ち合わせや商品探しに時間を取られますから、そこに費やす時間を考えると結果的に得かも知れません。

最後まで見ていただいてありがとうございました。
今後もためになる記事を書いていきます!
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