良い業者と悪い業者の定義
あなたが外構工事を依頼するにあたって、工事業者に求めているものって何ですか?
値段。
というのは前提として当然の事なので置いておくとして、今回はそれ以外の部分についての話です。
一昔前であれば、それは「腕の良い職人に依頼したい」というのが一番でした。
兎にも角に技術。という訳です。
今もこの部分は変わらないかもしれませんが「技術」だけあれば良いという時代では無くなってきています。
他に重視され始めたのは「施工基準」や「接客サービス」。
いくら腕が良くても、話せば愛想は無く、作業中は咥えタバコ。なんていう職人は即クレームが入ります。
ですが、工事業界は今もこういった職人が多く居り、お客様中心ではなく職人中心の考え方をした業者も多数見られるのが現実です。
良い悪いの判断基準には色々ありますが、今回はこうしたサービスを疎かにしている業者を「悪い業者」、それとは逆にサービスを重視している業者を「良い業者」と定義して、見分けるポイントを4つに絞って説明していきたいと思います。
それではやっていきましょう!
まずは工事業者を探して比較する
まず最初に、あなたは外構工事をするにあたり、工事業者をどういう経緯で探して依頼しますか?
殆どが下記の4つのパターンに当てはまるのではないでしょうか。
- 家を新築した際のハウスメーカーや工務店にそのまま依頼する。またはハウスメーカー、工務店から紹介された業者に依頼する。
- インターネットなどで検索してみて、何となく良さそうな業者に依頼する。
- 工事予定場所の近くにある工事業者の店舗に依頼する。
- 友人や知人の紹介、もしくは工事業者をやっている知り合いに依頼する。
新築の場合①でそのまま済ませてしまう方も多いかと思いますが、②、③、④の方法で他の業者からも見積もりを取って比較する。というのが良くあるパターンですね。
さてこの工事業者探しの時点であなたに注意してほしいのは、比較するのは金額だけで本当に良いのか?という事です。
最初にも述べましたが、工事業者に求めるものは金額以外にもあるはずです。
業者に依頼した時点では良い悪いはわかりませんので、その後見積もりを受け取るまでに押さえるべきポイントを見ていきましょう。
ここをチェック!4つのポイント
まず最初に、外構工事を行う際には必ず現地調査が必要になります。
(面倒くさいからと現地調査をすっ飛ばして、建築図面だけを各業者に送り付けて見積もりを出してもらうのはやめましょう。今回のポイントを確認することができませんし、実際に現場を見ていない工事は後々問題が多発します。)
担当者の清潔感
現地調査の際にやってくる営業担当者、またはプランナーの清潔感に注目してください。
営業担当者、プランナーが居いない業者は職人が直接来る事もあります。
そこで清潔感を感じられない担当者だった場合、少なくとも良い業者とは言えません。
実際にお客様と顔を合わせる営業担当者は、会社のイメージを決定づける代表者です。
その代表者が人からどう見られるかについて無頓着なのは、その業者全体の接客意識が低い証拠です。それだけでサービスを重視していないのが分かりますし、工事の仕上がりの綺麗さについても期待できません。
会話の受け答え
お客様との対話が得意ではない工事業者というのは、思っている以上に多く居ます。
特に職人中心の考え方をしている業者に強く見られる傾向です。
聞かれたことにきちんと答え、必要な話をしっかりと伝えられる営業担当者を置いている工事業者というのは、サービスを重視している良い工事業者だと言えます。
車両に会社名または屋号の記載
工事業者にとって社名はすなわちブランド名です。
ブランド名を背負っている以上、工事業者として下手なことはできません。自分たちの看板を背負っているわけですからね。
なので現地調査に来た車両に社名が無かったり、記載があっても目立たないように小さかったりする場合は要注意です。自分たちの会社に自信が無いのかも知れません。
それともう一つ。
依頼した会社と違う社名の車両が現地調査に来た場合も注意が必要です。
それはつまり業務委託をされている別の業者なので、元請会社へのマージンが発生しています。単純に費用が高い分にはまだ良いのですが、逆に安ければ施工基準が他社よりも低いという事です。
見積もりの提出スピード
現地調査の後、見積書が提出されるまでの期間を気にしてみてください。
もちろん工事規模や混雑状況にもよるでしょうが、基本的には早いに越したことはありません。
早い業者は数日で提出してくるはずですが、提出まで数週間、1か月以上と時間が掛かる業者もざらに居ます。この見積もり作成期間の差は、言わば業者からあなたへの情熱の差なのです。
人のことを思う気持ちが強い業者は必然的にサービスが良い業者と言えます。
まとめ
良い業者を見分けるポイントは以下の4つ。
- 担当者に清潔感がある
- 会話の受け答えがしっかりしている
- 車両に社名の記載がある
- 見積もりの提出スピードが早い
このポイントを特に注意して見てみてくださいね。
もし依頼した業者に引っ掛かる項目があったら、迷わず他の業者にも依頼するようにしましょう。比較する事は悪いことではありませんからね。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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