みなさん、無事に「外構業者さん」も決まって、想像に想像を膨らまして、まわりのアドバイスも受けながらようやく出来上がった”外構工事プラン”。
イメージ図に出してもらったから安心!
なんて思っていませんか?そのイメージ図が実はやばいんですよね!このまま進めると思っていたものと違う!なんてことになりますよ!
イメージ図なんてただの紙なのに信頼度が半端ないんですよね。
信じすぎは禁物ですよ!その思い込みは危険です!
終わったあとに「ここはイメージ図でこうなっている!」なんて言っても、正直もう遅いです。
その図面は、あくまでもイメージ図!設計図ではありません。
みなさんが確認すべきポイントはまだまだたくさんあります。
失敗しないためのアクションで、今回やらなければいけないポイントを「2つ」紹介します!
① 現場で実際にスケール(メジャー)で確認
② 素材は各カタログやショールームなどで確認
「そんなことイメージ図を見ればわかるじゃん!」なんて思っていると確実に失敗します。
いくら「プロ」でも、いや「プロ」だからこそ、日常的過ぎて気づかないポイントがたくさんあるんです!
自分の家の外構工事は、自分でいかにミスをなくせるか気を使う事を心がけておきたいところです。
どこかのテレビ番組のように、時間が経てば完成していて感動する(ビフォーアフターのような)。
そんな理想の庭作りは、それこそデザイン性の高い業者さんへ、ある程度のお金をかけて依頼した場合だけですよ!
そうではないという場合は、必ずこの“ブログ”を最後まで読んでください!
ちなみに、「前者」の場合は高額な「管理費」や「デザイン費」を支払っているので、任せっきりで安心しても大丈夫ですから、このブログを読む必要はありません! タブン・・・
それではやっていきますよ!
① 現場で実際にスケール(メジャー)で確認
特に注意が必要になるのは”高さ”関係です!
いままでで最も思い通りになっていないと感じる事が多いポイントのひとつです。
先に言っておきますが、私は特にデザインの担当をすることが多くありますので、完成後、実際に現地を確認してみて感じた相違感情をポイントで書いています。
ユーザーからの指摘も”No.1 “です!
「ブロック門柱」や「門扉」、「フェンス」なども結構「CAD」で見る感じより思ったより低く感じることが多いんです。
小さいことでいうと階段などもそうですね。
もっと緩やかな階段になると思っていたところ、昭和の一戸建てかなと思うくらいの蹴上の高さ(20cm程度)で仕上がっていることもあるようです。(通常は15~18cmが最適蹴上高)
「構造上仕方ないケース」と「見積もり金額上で仕方ないケース」の2通りがあるので
今の現状ではこの高さになるけど、追加費用「●●円」でこれくらいの高さにもできます
などという現地での話し合いは必須です!
この作業をしない理由はありません。
その他にも、「カーポートの屋根」の高さなんかも、個人的に結構イメージと違うケースが多いので注意してくださいね!
もともとあったカーポートをやり替える時も、イメージが今までのカーポートの高さで固着してしまっているので、新規格の背の高い(2350mm~2500mm)カーポートに違和感を感じるユーザーも非常に多いです。
みなさんの担当してもらうプランナーさんや営業さんに、すべての商品や項目に「幅・奥行・高さ」をスケール(メジャー)できっちり見える化してもらい、イメージができるようになるまで説明してもらいましょう!
この作業をすることで、初めから期待値を下げることができ、現実的に考えれるようになるんです。
“サプライズ”好きで仕上がりだけを見たい方にはお勧めしませんが、残念ながら低コストの外構工事でそんなことをしていたら高確率でその外構工事は失敗しますよ。
できる事なら考え方をこの時だけは少し変えてみてはどうでしょう?
② 素材は各カタログやショールームなどで確認
特に「石材」や「レンガ」などは実際に実物のサンプルをもらうようにするのがGood!
切れ端だけもらってもイメージができないのはわかりますが、この作業をしない限りイメージがわく以前の問題になってしまいます。
どちらがいいかは明確です。
エクステリア商品は特に見ていただきたいですね。
自分の家の外構工事に使う商材はすべて色関係をきっちり現物と同じもので確認するのがベター。
各メーカーのショールームに行くと結構テンション上がる人多いですから。
その商品のプロが必要のない情報まで教えてくれます(笑)
デメリットはいかなる場合でも知る必要はあると思いますよ!
検討商品以外のいろいろな商品や色も見ることができ、とても興味深いですよ!
完成してから「こっちの色にしておけばよかった」などと後悔のないように、しっかり自分の目で必ず確認するようにしましょう!
プランナーさんも言葉だけでは商材の質感や色、表情などを100%伝えることはできませんから・・・。
もし、忙しくてショールームに行くことが出来ない場合は小さくはなりますが、各サンプルを用意することも可能ですのでプランナーさんに伝えてみましょう!
きっと手配してくれます。
逆に断られた場合は何か理由があるかもしれないですが面倒くさがっていると判断して断りましょう。
はい!
今回はイメージ図に関しての固定観念についてのアクションを書いてきましたがいかがでしたか?
イメージ図面を信じすぎてここが違う!なんてことが多いので記事にして書いてみました。
「ユーザー」と「プランナー」、「施工士」が一つになって、同じイメージを持てることが外構工事の成功に大きく近づけると確信しています。
ぜひみなさんもこのブログを読んでいただき、知識をたっぷりつけて外構工事に挑んでください!
今後もためになる記事書いていきます!
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