業者の探し方に変革の兆し
SNS時代
少し前までSNSと言えば、一定の友人同士でコミュニティを形成したり、有益な情報を発信したり呼びかけたりと、あくまで一人一人の個が際立つイメージでした。
ですが、今はそんな流れが変わってきましたよね。
ファッションアイテムやインテリアなどの流行に敏感に反応することのできる便利なツールとして、多くの人が楽しむようになり、ひいては誰もが様々な情報を収集するための日常必需品となってきました。
今までは何かを調べる際にはGoogleやYahoo!といったインターネット検索エンジンを使用して情報収集をしていたのが、段々とSNSで調べ物をするように変わってきたのです。
この事は、我々外構工事業者からしても大きな変革を感じています。
今までの外構工事業界
外構工事業界は縦に長い業界です。実際にお客様宅で工事を行う職人に行き着くまでに、いくつもの業者を挟んでいます。
ユーザーから直接、職人個人に工事を依頼することができれば費用面やフレキシブルな対応など、様々なメリットも見込めそうですが…それは無理なのでしょうか?
無理ではありませんが、今まではユーザーと職人の間に繋がりを作ることができなかったのが原因の一つと言えます。
職人自信がエンドユーザーと直接繋がりたくても、その方法が分からなかったのです。
なぜ個人業者に頼めなかったか
職人は朝早くから工事の準備を行い、実工事が始まれば外が暗くなるまで自分の体を酷使した肉体労働を行っています。当然集客にかけている時間も費用もありません。
その為、普段は仕事を用意してくれる元請けからの依頼を日々こなしています。労働形態としては違いますが、ある意味サラリーマンと変わりません。
いくら仕事を処理する能力や技能があっても、個人で仕事を取る事ができないのです。
インターネットが時代を変えた
それでもインターネットの普及により、小さな業者にもチャンスが出てきました。
ホームページを作ることで、エンドユーザーへ直接アピールすることができるようになったのです。
しかしそれでもホームページの作成や広告にはお金がかかります。さらには上位表示させるためのSEO作業は、お金と時間を掛ければ掛けるだけ効果があるという面もあり、結局は大手業者と、早い段階でインターネットの波に乗った外構業者しかなかなか目にする機会がありません。
結局小さな個人業者や職人まではユーザーの手が届かなかったのです。
InstagramとGoogleMapの台頭
ついに個人業者がエンドユーザーと繋がる時代に
ここで登場したのがInstagramやGoogleMapなどの新しいツールです。
このSNSの普及により状況は一変します。少なくとも今のSNSは個人の業者が費用も手間も掛けずに一般ユーザーに情報を発信できるツールなのですから。
これからの業者探しと比較
是非、今後は外構工事業者を探す際にSNSを活用してみてください。
外構に関連するキーワードや地域名などで直ぐに出てくるはずです。
もちろん個人に頼む事でデメリットもあります。決済方法や保証関係などです。
ですが、そういった部分も含めて小さな業者から大きな業者までたくさんの選択肢が生まれることはユーザーにとっても外構業界にとっても大きなメリットの筈です。
インターネットで大手業者・地元業者を探し、SNSで個人業者を探す。
ぜひこれから外構工事を予定されている方は試してみてくださいね。
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