なぜ外構工事は思い通りにならないのか?
外構工事を専門とする外構工事業者は言わばプロです。
しかしプロのプランナー、営業マンといえども、それぞれが個性を持った他人です。
あなたの頭の中が全部わかる訳ではありません。
断言しましょう。
あなたがこれから依頼する外構工事は、プランナーと100%の意思の疎通は図れません。必ず何処かに相違が生まれる筈です。
それでは相違を少なくする為のコツを伝授しましょう。
今日もやっていきますよ!
イメージのすれ違いは防げません
最初に言ってしまえば無理です。
ですが、意思を完璧に伝達することは無理でも、その差を少なくする事はできます。
では優秀なプランナーに当たれば良いんでしょうか?
違います。
以前にも書きましたが、そもそも現実問題としてプロと呼べるだけのプランナーは凄く少ないという実情があります。
その上、この問題には、経験の少ないプランナー以上に、経験の多いプランナーだからこそ当てはまる部分もあるのです。
経験の多いプランナーというのは、あなたが考えている以上にデザインやイメージの情報量を持っています。出てくるアイディアの引き出しも多いですし、派手さもあります。細かい部分や良くある部分については、処理方法などもプランナーの中で確立されているが故に、説明不足に陥りがちです。
こういった理由から、ベテランのプランナーであれば安心できる。とは言い切れないのが分かってもらえたかと思います。
気づいた時には既に遅し
タチの悪いことに、外構工事は、全貌が明らかになるのが工事の完成後である。というのがさらなる問題を呼びます。
イメージの相違が発覚するのも工事の完成後ということです。
完全にでき上がってしまってから、思っていたのと違うのがわかる訳ですから、当然揉めますよね。
完成してしまっているということは、費用は既にかかっているので、外構工事業者側もなかなか譲りません。多くの場合はあなたが泣き寝入りする事になります。
外構工事は決して安くありませんから、ここで感じるストレスは相当なものですよ。
頼れるのは自分自身だけ
では、こうならない為にどうすれば良いのか。
答えは自己防衛です。
依頼者と工事会社。お互いがお互いを信頼して行われる外構工事ですが、ここは一旦相手を疑ってみましょう。
今の時代、後になって、知らなかった。と言っても通用しません。
いくら相手がプロと言えども、臆する事なく踏み込んで質問する事で、正確な仕上がり予定を確認するのが重要ポイントです。
イメージパースや予想図面にしっかり目を通す事で、気になる点を潰していきましょう。
さらに言えば図面は絶対ではありません。絵だからこその嘘や、見えない部分の曖昧さがあるものです。
プランナーにありとあらゆる疑問について、突っ込んだ質問、確認を繰り返すようにしましょう。
面倒臭い客だな、と思われるぐらいでちょうど良いのです。
それが、少しでも自分のイメージに近い外構を作り上げるコツですよ。
最後まで見ていただいてありがとうございました。
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