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【テラス屋根・バルコニー屋根】契約する前に絶対に知らなければ損するポイント!

再確認 【外構・エクステリアのお役立ち情報】

※この記事は2020年4月22日に公開した記事をもとに、内容を加筆修正し2023年11月8日に再公開したものです。

テラス・バルコニーの取り付け工事-契約前に再確認を!

 

雨や太陽の紫外線から大切な洗濯物や自転車などを守る、とても大事な役割を担う「テラス屋根」や「バルコニー屋根」。

日常生活に「テラス屋根」や「バルコニー屋根」が無いと困るという方もたくさんいらっしゃると思います。

この2つの違いや商品については、こちらのブログにも書いていますのでぜひご覧ください!

「テラス屋根とバルコニー屋根の違い!人気商品を比較!」

 

取扱販売施工業者も価格競争で見積価格を下げて勝負しているところがほとんどで、コスト削減のために工事品質のばらつきはやむを得ない状態になっています。

このブログをご覧頂いている皆様には、絶対に失敗してほしくありません。20年以上この業界を経験してきた筆者が、裏情報も含め共有していきたいと思います。

 

テラス屋根・バルコニー屋根の工事-注意するポイントは?

「テラス屋根」や「バルコニー屋根」と言えば、一般的には限られたスペースで建物の壁に取り付けます。

この時に注意しておくべきポイントはこの2つ!

  1. 建物に穴をあけるリスクを知る
  2. 各施工業者の養生対応を知る

少しでも知識があることで、ご自身も相手も気持ちよく取引ができる可能性が確実に上がります。

必ず最後まで見てください。それではやっていきますよ!

1.建物に穴をあけるリスクを知る

建物本体には、もともとたくさんの穴が開いていますよね?

例えば換気扇や排気ダクト、給排水配管、電気配線や雨樋などの固定金具。どれも新築時にどこの家にも空いている穴です。

これ自体は構造計算上、問題のない強度を保つことができている状態です。防水対策も基本的には、ばっちりできているはずです。

新しくテラス屋根やバルコニー屋根を取り付ける際に、一番注意しておいてほしいポイントがあります。

それは「水漏れ」です。

穴をあけること自体はほぼ影響ないのですが、骨組みの木材に水が回ることが一番厄介なんです。

みなさんも想像してもらうとわかると思いますが、木材を雨にさらし続けるとどうなりますか?

そうです。ご存じの通り木材は腐っていくんです。

家にとって一番天敵なのはこの雨なんです。最悪の結果はご想像の通りです。

なので、大手ハウスメーカーではテラス屋根やバルコニー屋根の取付は一切取り合ってもらえません。

1-1.最悪の事態を防ぐには?

しかし、適切な施工をしているかどうかでこの状況は改善できます。

最悪の事態を防いでくれるのが「コーキング」です。

1-2.コーキングってどんな作業?

防水性や気密性を高めるために、建物にビスで穴をあける部分やすき間に必ず行う作業です。

コーキング

この作業をきっちりしているかどうかが非常に大切なポイントになります。

1-3.作業の確認方法は?

この作業の確認方法は2つ。

  • 実際に作業工程を目視で確認する。
  • 後日写真で提出してもらう。

工事に立ち会えない場合は、写真で報告してもらうようにしましょう。

どちらかが可能か、見積もり段階で確認しましょう!

2.各施工業者の「養生」対応を知る

こちらも大切です!施工後のトラブルの原因になりがちなポイントです。

この「養生」という作業には大切な建物を守るという役割があります。

そもそも2階のバルコニー屋根取付工事って、家の中を出入りするのかな?と思いますよね?

実際はバルコニー屋根の施工は「スライダー(はしご)」をかけて、外部から施工するのが一般的です。(3階に施工する場合は、室内を通らせて頂く場合がほとんどです。)

その際に、バルコニー部分に傷が付かないように丁寧に養生(保護)することが必要となります。

施工後に見つかったバルコニーの傷に関しては、どの段階でできたものなのかが明確ではなくなってしまいます。

無用なトラブルを防ぐためにも、丁寧な養生が必要とお分かりいただけると思います。

ここで「裏側」を話してしまうと、補修費用に少量でも1万円~4万円はかかるので、ほとんどの業者はもともと傷がついていたという回答になってしまい、トラブルになるんですね。

2-1.ご自宅を守るための準備は2つ

無用なトラブルを最小限に防ぐためのアクションは2つです。

  • 施工前の写真を残しておく
  • 養生の範囲や方法を聞いておく

2-2.施工前の写真を残しておく

1つ目はテラス屋根やバルコニー屋根を取り付ける付近の写真を、施工前にしっかり撮っておくこと。

もはや養生範囲を知る必要もないですよね。最強の自己ガードです。

完璧を求めすぎるあまり、ブラックリスト入りなんてこともあり得ますのでご注意ください(過去ブログ「実は・・・外構 エクステリア業界にもブラックリストが存在する!?」

2-3.養生の範囲や方法を聞いておく

2つ目は契約前に養生の範囲や方法をより具体的に聞いておくこと。

私がおすすめするのは、断トツでこちらです。

見積り金額が高いから良いとか、安いからダメとかではなく、商品の性能を最大限活かすことができるように、品質管理がきっちりとできているかどうかも重要です。

契約前に「養生」の範囲と方法をあらかじめ聞いて理解し、それに沿った施工が行われ、それでも傷があった場合には、納得できる部分が多くなると考えています。

施工業者の丁寧な対応はもちろん不可欠ですが、誠意をもって施工してもらったんだから満足、と思える心を準備しておくことも人として大切かもしれませんね!

事前の準備はとても大切です。様々な知識をあらかじめ持っておき、スマートな取引きを目指しましょう!


 

このブログは、ユーザーのみなさんにとって少しでも有益な情報を届けたいという思いで書いています。

同じ商品だからといって安さばかりを気にしていると、大きな失敗をすることになってしまいます。

担当の営業さんやプランナーさんときっちり話を詰めて、1つでも聞き忘れのない状態を作り上げることが「安く」、「確実」にテラス屋根やバルコニー屋根を取り付けできる近道です。

知識が全くない状態で、ネットショップやホームセンターなどの格安店を選ぶと、痛い目にあってしまうかもしれません。

実際にサービスを利用したユーザーが発信している「評判ページ」も参考にして、丁寧な施工が期待できる業者さんを選びましょう。

 

しっかりと、自分自身に知識をつけて「外構工事・エクステリア工事」に挑みましょう!知識などいらないという方も、担当営業やプランナーが信頼できる人物か確認しておくことを強くおすすめします!

最後まで見ていただいてありがとうございました。
今後もためになる記事書いていきます!
今後の励みにもなりますのでよかったらコメントもお願いします!

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