※この記事は2020年3月7日に公開した記事を編集し、2024年7月17日に再公開したものです。
相見積もりで断りの連絡を入れるお客さまは30%未満
あなたはちゃんと断っていますか?
外構工事専門店や工務店に現地調査を依頼した後、様々な事情で工事を依頼をしない場合に、業者へちゃんと断りの連絡を入れている人は30%にも満たないんです。
実に7割の方が、そのまま放置しているんですね。
今回は、「断る」ということについて書いていきます。
※当社統計データ
相見積もりの影に依頼されない業者あり
建物が実際に完成へと近づいてきて、最後の仕上げにいよいよ外構工事がスタートするわけですが、ここであなたはどうしているでしょう?
ハウスメーカーから出された見積もりに納得してそのまま依頼していますか?
最近では相見積もりの認知も進んできて、ハウスメーカーだけではなく、外構工事専門店や工務店、不動産屋さんからの紹介、知り合いへの依頼など複数からお見積りを取られるケースが増えてきました。
中には、3社4社と、どこがどこだか分からなくなる件数の相見積もりを頼む方もいらっしゃいます。
何件見積りを依頼しようと、実際に工事を依頼するのはその中の1社のみですよね。
依頼の連絡をするのは当然ですが、お断りの連絡はいかがでしょうか?
言い出しにくくて、ついそのまま・・と心当たりがある人も多いはずです。
今回は、人としてのマナー「業者さんへの依頼の断り方」をお教えします。
ポイントは2つ。
- 感謝+理由+断り+代替案で表現する
- 断ることはお互いにメリットしかない
それではやっていきますよ!
感謝+理由+断り+代替案で表現する
「アウトプット大全」の著者である、精神科医 樺沢紫苑先生の考え方を参考に、現在外構工事を検討中のお客さま目線に置き換えてご紹介します。
「プランのご提案ありがとうございます。」(感謝)
「今回、予算の都合で」(理由)
「他社(競合店)でお願いすることにしました。」(断り)
「予算に余裕がなく今回は依頼できませんでしたが、プラン自体は気に入っていたので、次回また何かあれば必ず○○さんにお願いします。」(代替案)
こんな感じでお断りの連絡を入れられると素晴らしいですね。
安易にあちこちへ値引き依頼をするよりも、結果として工事の品質も低下せず、満足度の高い仕上がりになる可能性も上がり、必死にプランを考えてくれた担当者に対しても配慮のある断り方です。
値引きが悪いわけではない
そこに至る様々な経緯があるにせよ、業者側から提案される値引きのほとんどは、お客さまの工事を請けたい一心に尽きます。(もちろん、これにも色々な理由があります。)
ですから、値引きの提案をされた際は喜んで受けましょう。(ただ、最初の見積もり金額から大幅に値下げしてくる業者には注意が必要ですよ。)
ここで一つ気を付けて頂きたいことがあります。
それは、一つの業者が値段を下げてくれたからと、他の業者にも同じように値下げを要求しないようにすることです。
たとえ他の業者も値引きに対応してくれたとしても、その裏では知らないうちに何かしらのクオリティが下がっている可能性大です!
重要なのはプランナーとの相性
プランナーはあなたにとって、外構造りのパートナーです。
本来、値段よりも重視しなければいけない存在です。
パートナーという意味では、結婚と同様ですね。相手の収入や親族も大事ですが、一番大切なのは、一緒に人生を歩む伴侶としてのお互いの相性です。お金だけでは測ることのできない価値がそこにはありますよね。
ですから外構工事をうまく成功させるためには、値段の安い業者探しではなくて、信頼して相談できるプランナー探しが重要なんですね。
少し話が逸れてしまいました。
これについてはまた別の機会に書いていきます。
値引きに関してお得な情報はこちら 外構・エクステリア工事がお得になる時期TOP3
断ることはお互いにメリットしかない
とは言うものの、自分のために頑張ってくれた人にお断りの連絡を入れるのは、結構気まずいですよね。
ですが、はっきり断らないまま放置すると、あなた自身にも面倒なことがおきます。
断られていない間は、業者から見れば「まだ検討中」ということになりますから、見込みがあるお客様へは何度でも連絡をします。
連絡を受けるあなただけではなく、電話やメールをするプランナーにとっても、時間と手間のかかる作業です。
会社によっては、ある程度の期間を定めて確実な返答を求める場合もあるので、相当なプレッシャーになりますよ。
そんな中、適当にあしらったり連絡を放置したりして本当の理由を伝えずに断ってしまうと、時間と手間を費やしたプランナーはどう感じるでしょう。
良くわからないけれど、自分は悪くない。
お客さまと合わなかっただけ。
こんな風に考えるかも知れませんね。
プランナーの今後のためにも、なぜダメだったのかちゃんと理由を伝えてください。理由がわからないままでは、プランナーは成長しません。
お客様からのお断り理由を受けて、プランナーは自身のプランにフィードバックし、より良いアイデアが無かったか模索します。
そうすることで前に進み出せるんです。それが次に繋がる良いプランになります。
もしお電話では伝えにくいようでしたら、メールやSNSでも大丈夫です。
今の時代とあなたに合わせた伝え方で、相手に感謝をこめて断りましょう!
最後まで見ていただいてありがとうございました。
今後もためになる記事を書いていきます!
今後の励みにもなりますので良かったらコメントもお願いします。
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