※この記事は2022年7月8日に公開した記事を編集し、2025年11月13日に再公開したものです。
はじめに:業者選びで失敗したくないあなたへ
「こんな業者はヤバい」 シリーズ第2弾です!
今回は、特に依頼者が陥りやすい「大幅な値引き」の裏側に潜む危険について、プロの視点から徹底解説します。
「最終金額が安い方がいい」「早く決めてしまいたい」――家づくりやリフォーム、外構工事などで業者とのやり取りに疲れてしまったとき、最初の見積もりから**「大幅な値引き」**を提示してくる業者に出会うと、思わず契約してしまいたくなりますよね。
しかし、その大幅な値引きの裏側には、低品質サービスやトラブルの原因が潜んでいることが非常に多いです。
この記事では、
- なぜ大幅な値引きが危険なのか?
- 値引きを多用する業者の特徴
- 値引きトラブルを回避する賢い依頼者のための4つの対処法
をプロの視点から徹底解説します。この記事さえ読んでおけば、業者選びで失敗する確率はグンと下がります。
第1弾はこちら→「【こんな外構業者はやばい】人気シリーズ!一言で分かる危険な業者の見分け方」

それではやっていきますよ!
なぜ大幅な値引きは危険なのか?「100%からの引き算」の真実
冷静に考えてみてください。数十万円、数百万円の工事費用を、最初の段階から簡単に数十パーセントも値引けるということは、元々の提示金額(100%)に「不要なマージン」が大幅に含まれていたことを意味します。
1-1. 大幅値引きは「低品質サービスへの自動移行」を意味する
プラン打ち合わせの初回に提示される金額は、本来、お客様の要望に対して「適切なサービスと品質」を提供するために必要な費用(原価+適正利益)であるはずです。
それにもかかわらず、プラン変更がほとんどない段階で

「安くできます!」

「予算に合わせます!」
と大幅に値引きをしてくる業者は、お客様を「金額ばかりを気にするユーザー」だと判断し、次のような行動に切り替える可能性が極めて高いです。
提示金額に見合ったサービスへの切り替え
契約を取るために大幅に値引きした分、工事の質、使用する材料、職人の質、アフターフォローといった「見えない部分」を削って原価調整を行う=完全にトラブルの原因となる低品質サービスへと自動的に移行することを意味します。
1-2. 良い業者が「値引きをしない」理由と契約までの回数
優良な業者は、初回の見積もりから既に適正な利益しか乗せていないため、大幅な値引きはできません。(値引きをしても全体の数%程度が目安です。)
また、良い業者は、お客様との信頼関係を築くことを重視します。
- 見積もり・図面の訂正:プラン決定までに少なくとも3〜5回は行います。
- 値引き交渉:プランと金額が確定する最終段階でのみ、検討されます。
これをわずか1〜2回で大幅値引きだけをして「金額の安さ」だけで契約を急ごうとする業者は、「いいものが作れない」ことの裏返しだと理解してください。
2. ユーザーの盲点:品質を維持した値引きは不可能
ユーザーがぎりぎりまで値引きを要求するケースも事実として存在します。しかし、「サービスや品質を下げていい」と思って値引き要求をする人はいません。

費用は安くなったものの、工事の品質が下がるのは不安ですよね。。。
そこに、価格だけを強く見てしまう依頼者の盲点と、それにつけ込む業者の思惑があります。
2-1. 値引きを多用する業者の3つの特徴
大幅な値引きで契約を急ぐ外構・リフォーム業者の多くは、次のような特徴を持っています。
- 仕事に「自信がない」:技術や提案力で勝負できないため、価格競争に頼るしかない
- 「量をこなす」仕事:一つの現場に時間をかけず、低品質でも数をこなして利益を確保したい
- 「安かろう悪かろう」:元々、耐久性やデザイン性を無視した最低限の工事しか提供するつもりがない

「100%の工事」を希望しているなら、「100%のお金」は絶対に必要です。
値引きを要求する行為は、結果として「品質の低下」を受け入れるリスクを背負うことになります。
3. 「値引きトラブル」を回避する賢い依頼者のための4つの対処法
このような業者に引っかからないために、依頼者側が心がけるべき4つの行動はこちら。
3-1. 値引きは「信頼関係が築けた後」に、適切なタイミングで
値引き交渉は、初期段階ではなく、プランや金額がほぼ決まり、業者との信頼関係が築けた最終段階で行いましょう。無理のない範囲であれば、気持ちよく検討してくれるはずです。
3-2. 「品質の維持」を最優先で担当プランナーに明確に伝える
最も重要です。値引き交渉をする際も、必ず「工事の品質は絶対に落とさないでほしい」という意思を明確に伝えてください。ここを曖昧にすると、「品質を落として調整した」と言い訳される原因になります。
3-3. プランナーを尊重し、過度な値引き要求は控える
プランナーも人間です。過度な値引き要求は、相手に不信感や疲弊感を与え、最終的に契約後のサービスの質に影響が出かねません。無理のない要求に留め、お互いに最高に気持ちいい取引を目指しましょう。
3-4. 【究極の安全策】値引き交渉をしないという選択
これが最も安全です。
もし、あなたが「適正価格で最高の品質」を求めるなら、そもそも値引き交渉をしないという選択が最も賢明です。
ポイント
1円も値引き要請していないのに品質が悪い工事をされた場合は、業者側に非があることが明確なため、自信をもってクレームをつけることができます。
まとめ:失敗しない業者選びのために
大切なお家に関する工事です。予算内で最高の工事をするために、目星をつけた外構・リフォーム業者さんに接する際は、感情的にならず、上の「4つの対処法」を心がけて接してみてください。
予算が足りない箇所は、焦って安易に契約するのではなく、段階に分けて工事(フェーズ分け)をすることも賢い選択です。

予算が足りない箇所は、焦って安易に契約せず、予算内でできることをやりましょう!
段階に分けて工事(分割工事)をすることも賢い選択です。
「100%の工事には100%のお金が必要」という原則を忘れずに、信頼できる業者を見つけましょう。

最後までご覧いただきありがとうございました。
今後の励みになりますので、よかったらコメントもお願いします!


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